コロナ下にて開催が延期されていた岡山市北区大元の宗忠神社（黒住教）から後楽園までを行列する神事「御神幸」が4月7日に開催されます。一部機関で交通規制が行われるのでご注意ください。
御神幸は明治18年の鎮座の翌年、宗忠神社の側にある旧池田藩の守護神社である今村宮への鎮座の報告と合わせて執り行われたのが最初です。最盛期には信徒を中心に近隣の住民や子供が華麗な衣装に身をまとい練り歩くのが見られました。
黒住教は神道十三派の一つで、元今村宮の禰宜の息子である黒住宗忠を祖としています。後に京都にて神楽岡宗忠神社が建立され、前述の通り明治期に入って当地へ鎮座しました。当時は直ぐそばに教団本部があったのですが、戦後の市街化開発に伴い遷座したそうです。
行列の経路は宗忠神社からJR大元駅に向かい、岡大医学部病院前を通り清輝橋へ、そこからハレノワに向かい表町商店街を練り歩いた後に県立美術館そばを通って後楽園に向かいます。帰りは後楽園通りから岡山駅前を通り、市役所筋を通って帰ります。行列は朝8時15分出発、午後15時までの予定です。
※アイキャッチはポスターから
御神幸公式ホームページ
